税理士が教えるフリーランスの税金
フリーランスのための税金講座

フリーランスになったらこんな税金も発生する

税理士が教える!意外と知らないフリーランスの税金まとめ

フリーランスになると、本業以外にも、事業にまつわるすべての事務処理を自分自身でこなすことになります。見積書や請求書、領収書などを発行したり、契約書を交わす場面もあるでしょう。そのような様々な場面で、税金が関わってきます。例えば、領収書を発行するときや契約書を締結する際に、必ず知っておきたい税金の知識といえば収入印紙のことです。さらに、売上金の回収時には源泉徴収税が差し引かれている場合があるため、源泉徴収税の取り扱いに関する知識も必要です。

意外と知らないフリーランスの源泉徴収

意外と知らないフリーランスの源泉徴収

源泉徴収税は会社員だけのものと思っている人も多いようですが、フリーランスでも源泉徴収税を引かれる場合があります。クライアントによって、源泉徴収をしたりしなかったりするため、やや困惑するところではありますが、「フリーランスも源泉徴収されることはある」と覚えておくと良いでしょう。逆に、これを知らないと、クライアントに対して「お支払いいただいた金額が請求額と違うのですが・・・」という恥ずかしい問い合わせをしてしまう羽目になるため、注意しましょう。源泉徴収で払いすぎた税額は確定申告で還付を受けられます。

いる?いらない?フリーランスの収入印紙

いる?いらない?フリーランスの収入印紙

「フリーランスは個人だから収入印紙は貼らなくて良いですよね?」という質問を受けることがあります。フリーランスであっても、収入印紙は一定の条件に応じて貼る義務がありますので、注意してください。フリーランスが収入印紙を貼るケースでもっとも多いのは領収書発行時かと思います。取引パターンごとに、収入印紙がいる場合といらないあ場合などを解説します。収入印紙の扱いは法律で明確に定められていますので、曖昧にせず、必要のある場合はきちんと貼っておかなければなりません。貼り忘れるとトラブルの元になることもありますので注意が必要です。

個人、事業用で分けていないクレカの複式簿記

個人、事業用で分けていないクレカの複式簿記

複式簿記で帳簿をつける際、意外と面倒になるのがタイムラグのある取引です。小売店などのように物が売れたらその場で現金が入る形式の取引であれば別ですが、フリーランスの売上取引は納品日と入金日は異なるケースが多くなります。その場合、売上日は納品した日付で記録し、売上日から入金するまでの間は、売掛金として記録することになります。入金したらその日付で売掛金が消えて現金が増えます。クレジットカードもこれと同じく、取引日と現金支出日が異なるため、どのように処理すればよいのか悩むところです。クレカ利用時の簿記の処理について解説します。

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フリーランスならではの節税対策

フリーランスは大切な資金を必要な部分に投下し、売上げを上げつつ、いかに利益を多くするかを必死で考えている人が多いと思います。ところが節税の知識がないと、そのようにせっかく稼いだ利益から不必要に多額の税金を納めることになってしまいます。せっかく利益が出たのに税金のために借金をするというのも冗談ではなく、ありえる話です。そんなことにならないように、正しい節税知識をつけて、賢く節税しましょう。フリーランスの節税キーワードは、経費と控除です。計上できる経費は全てもれなく計上し、該当する控除はすべて申告することが節税の基本です。

フリーランスの医療費控除はどんなときに使える?

フリーランスの節税対策としておさえておきたいのが「医療費控除」に関する知識です。1年間にかかった医療費が一定額を超えた場合、控除対象となるという制度です。具体的には、10万円以上の医療費の、10万円を超えた部分が対象となります。つまり、年間の医療費合計が12万円であれば2万円が控除対象となります。病院や薬代など、医療関係の領収書もきちんと保管しておきましょう。レーシックやインプラントなど、意外なものが医療費控除の対象となる場合もあります。医療費控除について詳しく解説します。

面倒なクレカの複式簿記の仕分け

フリーランスの場合、事業にかかった経費の支払いをクレジットカードで決済することも多いと思います。クレジットカードの取引を複式簿記で帳簿付けする場合の処理に悩んでいませんか?クレジットカードは、取引日(カードをきった日)と現金支出日(引き落とし日)が異なるので、どちらの日付で記録したらいいのか悩む人が多いようです。複式簿記の原則は発生主義ですので、厳密にいえば、未払勘定で取引日と決済日の両方をそれぞれ記録しなければなりません。そのため、帳簿付けは現金払いよりも面倒になります。具体的な処理方法などを解説します。

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