税理士が教えるフリーランスの税金
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自己紹介

自己紹介

はじめまして、フリーランスの税理士です

会計事務所に勤務した後、独立して税理士事務所を開業し、9年目をむかえます。プログラマなどIT系エンジニアの方やデザイナーなど、独立フリーランスとして活躍する方との出会う機会が増えてきました。税理士を雇う必要のないフリーランスの方に向けて、何か役立つ情報を発信し、少しでもお役に立てればと思い、このサイトを立ち上げました。そんな僕のプロフィールを少し紹介いたします。

生い立ち

静岡県の港町にある、ちいさな定食屋の次男坊として生まれ育ち、専門学校進学を機にその港町を出ました。その定食屋には、豪快で温かい漁師さんたちと、漁師の奥さんたちが毎日のように通ってくれて、いつも賑やかでした。僕たち家族は、やさしくて優等生の兄と、自由奔放でくそ生意気な弟という、絵に描いたような2人兄弟でした。両親もまた、ホームドラマに出てきそうなほど定番の、いかにも定食屋の夫婦といった感じの二人で、寡黙で頑固な父親が料理をつくり、明るくて愛想が良くていつも笑っている母親は看板娘(?)としてお客さんの相手をしていました。

港町の「センセイ」

今思えば、そんな港町のちいさな定食屋にしては、順調な売上げを上げていたのではないかと思います。店に来る人のほとんどが漁業関係者でしたが、一人だけ雰囲気の違うおじさんがいました。両親も漁師さんたちも、そのおじさんを「センセイ」と呼んで慕っていました。センセイは、毎月必ず店に顔を出し、父や母と話した後、店の隅でしばらく事務仕事をして、580円の日替わり定食を食べ、580円ちょうどを支払って帰るというのがお決まりのパターンでした。 センセイは、時々僕ら兄弟とも遊んでくれて、お土産に駄菓子をくれるので、僕たち兄弟もセンセイのことが好きでした。
僕が中学に入ってすぐの頃、定食屋に「ゼイムチョウサ」が入りました。ゼイムチョウサが何なのかはまったくわかりませんでしたが、スーツ姿の大人が数人、何日か店に出入りして、家全体がただならぬ気配だったのを覚えています。そしてなぜかセンセイもいました。センセイがスーツ姿の大人たちの相手をしていました。普段はのんびりしたイメージのセンセイが、いつもと違って見えました。ゼイムチョウサが終わって、両親が何度も「センセイのおかげだ」と、センセイに感謝していました。何もわからない子供だった僕には、その時のセンセイが悪いやつを追い払ったヒーローのように見えたのです。そして、僕もセンセイみたいになりたいと思うようになりました。これが、税理士人生のはじまりです。

憧れのセンセイを目指して

その後、センセイが税理士という職業であること、税務調査の意味などを知り、僕は迷うことなく税理士になる道を進みはじめました。高校卒業後は、商業系の専門学校に入り経理や簿記を学びました。そして会計事務所にアシスタントとして入所、勤務しながら税理士資格に合格し、実務を学びました。その後、税理士事務所を開業し8年が経過し、税理士として一人前になったかなと思いますが、先生と呼ばれることは未だに苦手です。
税務のプロとして税務を通じて誰かのお役に立てるよう、子供の頃に憧れた「センセイ」を目指して、日々、成長していきたいと考えています。

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